STUDIO BAU 研究日誌

現代美術作家、上根拓馬のBLOGです。 制作日誌や展覧会情報などをUPしていきます。

Mac Windows 制作2

フロントカバーの改造が終わったので。いよいよ内部の改造に取り掛かります。

12バックカバー加工1

中にあったMacパーツはすべて取り除きました。ロジックボード(Macのマザーボード)が固定されていたプラスチックパーツだけは後で使うので取っておきます。
内部に色々と仕込めるようにと、棚を接着しておきました。
思った以上に広いので(ブラウン管の大きさを気にしなくていいため)、いろんなものが詰め込めそうです。

13ファン部分1

まずは冷却のためのファンを新品に変更しました。使ったのは山洋電気の超静音モデルである8cmファンSF8-S2を使用しました。
純正のケースにすっぽりと入れて固定しています。
元あったものと比べて若干薄いのでゴムパッドを入れて調整しています。
超静音モデルということでほぼ音がしません。
(今回は無音に近いPCを作るというのが目標です)

16DVDドライブ部分3

DVDドライブも取り付けていきます。
置いてある台はロジックボードが固定してあったプラケースです…これも加工しながらいろいろなパーツを付けていきます。
DVDドライブはMacっぽくしたくて、トレイ式ではなくスロットインタイプにします。
ソニーオプティアークのスリムドライブ(ノート用)SATA接続 AD-7640S バルク タイプにしました。
一つ問題は、スリムドライブのSATAコネクタは通常のSATAコネクタとは違うので、マザーボードに接続する時に変換パーツをかませないとつなげません。

14DVDドライブ部分1

スロットインタイプのためフロントパネルからディスクがスッとでてこなくてはいけないので、固定台のミリ単位の調整をしていきます。
接着してしまうと、故障したときに交換できなくなるので取り外せるようにもしておきます。
スペーサーとL字プラ棒を使って台を作りました。
位置取りが相当細かくて難しいです。

15DVDドライブ部分2

ドライブの高さの調整と放熱のことも考慮して空気の対流する隙間を作っておきます。
アクリル板だけだと変形しかねないのでパンチ穴の開いたアルミ板もかませて固定しておきました。
右上に見えているのが問題の特殊SATAコネクタです。
これの変換パーツを探すのに苦労しました。
Slim Line SATA-SATA変換基板を見つけたので付けておきました。

16DVDドライブ部分3

DVDドライブ取り付け完成です。位置取りの誤差は0mmまで持ってくることができました。
これで手前に引けばドライブは外れて奥はこれ以上押し込めないという台ができました。
ドライブの左側にはディスク取り出し用のスイッチがあります、これはフロントパネルのボタンと連動してディスクが排出されるようにしておきました。

17マザーボード1

DVDドライブを取り付けた反対側に心臓部であるマザーボードを取り付けます。
マザーボードはケースの大きさの制限により、普通のATX規格は入らないので、Mini-ITX規格のマザーボードにしました。
CPUとグラフィックチップはボード付けではなくオンボードでというのが静音PCの絶対条件です、それを踏まえて探すとちょうどいいのがZOTACからでていました。
ZOTAC D2700-ITX WiFi SupremeというものでCPUはIntel Atom D2700 GPUはNVIDIA GeForce GT 520どちらもオンボードで、おまけに802.11n Wi-Fi内蔵なので無線LANもいけるという代物です。
放熱も考えて下に3mmのアルミ板をひいて、そこにスペーサーを接着、ねじ切りをしてマザーボードを固定しました。
ここも交換できるようにしておきました。

18電源1

今回最大の悩みどころが、電源ユニットです。
普通の500WなどのATX規格の電源ユニットを使うと重くて音・発熱もしてしまいかつ中に入りません。
そこで外付け用の電源ユニットにしました、これならば内部に基盤だけをつければいいので何とかなりそうです。
AbeeのAC150-AP04AAを見つけたので取り付けます、難点は150Wしかないので強力なCG描写には適していませんが省エネパソコンなので普通に使う分には問題ないでしょう。
基盤からでている電源コードをつないでいくと液晶ディスプレイ用の電源が足りないのが発覚しました。
幸い基盤自体に増設用の箇所があったので左上のところにハンダ付けして増設しときました。

19LED部分1

さてさて、肝心の電源スイッチを作ります。
電源スイッチと共にリセットスイッチとPowerLEDも取り付けたいと思います。
マザーボードに配線していきます、ちょうど中央の青白の配線です。

20LED部分2

フロントパネルのスイッチと連動させなければならないので、電源スイッチ等の取り付ける位置をまたまたミリ調整していきます。
なかなか位置取りがうまくいかずスイッチが押されてくれない…難しい。
LEDの色は色々と考えた結果最近のMacによく使われている白LEDにしました。
透き通ったクールな感じで発光してくれます。

21フロントDVD1

一度フロントパネルを取り付けて動作チェックです。
一番左の小窓の奥にLEDがきてます、そしてその横2つが電源スイッチとリセットスイッチとなっています。
もう1つあるスイッチはDVDドライブのディスク排出スイッチと連動しています。
ここまであわせるのに相当神経使いました…なんとかできましたー。

23ディスプレイ部分2

液晶ディスプレイを取り付けていきます。
フロントパーツに液晶をはめ込んで取り外しと固定ができるようにアクリルの板で挟みこんでおきます。
その上にコントロール基盤をスペーサーを挟みこんで宙に浮かすようにアクリル板に固定しました。
このコントロール基盤がないと液晶は映りません…基盤固定の位置いろいろなパーツに干渉しないように位置取りが重要でした。
ついでに一番下にUSBのコネクターを増設しておきます…フロントパネルからUSB機器をさせるようになりました。

25ディスプレイ部分4

液晶ディスプレイのコントロールスイッチの基盤をケースの端に取り付けました。
これは液晶ディスプレイの濃度調整などをするためのスイッチです。
手前につけるとかっこ悪いので、目立たない端っこにしています。

26ディスプレイ部分5

ケースの横に穴を開けて液晶のコントロールスイッチを押せるようにしておきました。
この位置ならば目立たないので、ちょうどいいようだ。

これで一番大変だったDVDドライブ・液晶ディスプレイ・マザーボード・電源ユニットの位置調整と取り付けができました。
山場を過ぎたというところでしょうか…完成までもう少しです。
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